2007年06月14日

紫燕

今回のご紹介は、紅覆輪花の「紫燕(シエン)」です。

以前こちらで、同じ覆輪花の「紫式部」をご紹介しました。
同花は古参の名品種ですが、今回の「紫燕」は、
近年世に出てきた優良花です。

紫燕

この花の特徴は、太くべっとりくっきりとのる覆輪。
一見、造花かな、と思ってしまうくらいです。
喉元は、「紫式部」の紅点に対して、緑点です。

比較すると、
「紫式部」が優雅さと品格の花なら、
「紫燕」は豪快な優雅さの花、と言った感じでしょうか。
やや趣を異にするかと。


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この記事へのコメント
こんにちは

江戸時代、「アサガオ」「タチバナ」「ナンテン」など
ブームがあり、高価で取引きしたと聞きました。
花木の世界は、奥が深いですね!
Posted by しんちゃん at 2007年06月14日 20:21
しんちゃんさんへ
いらっしゃしませ。
マニアの世界は、値段の感覚も別世界ですね。
セッコクも江戸時代から古典園芸として親しまれてきたようです。
古典種は、今は普及して安価で安定しています。
反対に、今回の紫燕もそうですが、最近出てきたものは
胡蝶蘭が安く感じられるほど高価です。
Posted by 緑角 at 2007年06月14日 21:52
 
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